朝、飼育員さんが小さく切ったリンゴを枝の上や蕗の薹の葉の上に置いていく。
エイタは外に出るとまず銀色の器に用意されたペレットなどを一気に食べ、その後、飼育員さんの置いたリンゴなどを探すのだが、さすが男の子(おっさん?)、その様子が荒々しいのだ。

蕗の薹の葉をバサッとなぎ倒して探すので、ほとんどリンゴは飛んでいってしまい、結局見つからないことが多いのだ。
円実も同じようなことをするけど、それほど荒々しくないから、リンゴはポロッと横に落ちてすぐに見つけることができるのだ。

ちなみに飛んでいったリンゴはとにかくしつこく探す。
その時は諦めてほかのところに行っても、また戻ってきて荒々しい鼻息でふんふんふんふんと探し回るのである。
違うのはセイタ。
見えていても取りづらそうなところにあると、けっこうカンタンに諦めてしまうのだ。
リンゴを探すところだけ見ていても、男女の差、個性を見ることができるレッサーパンダ。
結論としては、まっとにかくかわいいってことなのである。
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